あれから7年・・・・・

復興した場所・・・まだまだな場所・・・

去年の秋
仙台、石巻、女川に行ってきました。
みなさんが避難したという山の上から
みなさんが不安な思いで駆け上がった階段を
変わってしまった町並みを見ました。
どんなにか、どんなにか怖かっただろう
流されていく町を見て絶望しただろう
家族が心配だっただろう・・・・
その時の皆さんの気持ちを思うと
涙が出ました・・・・・・
今日のテレビでやっていた地震防災の特番を視て
想定していなかった
あまりにも巨大な津波に
高さの足らない場所に
まさか足らないとは思わず避難して
亡くなった方、行方不明になった方の
あまりの多さに愕然としました。
我が家も川のすぐそばにあります。
大地震が起こった際の津波到達最終地点と
ほぼ同位置
海からは5~6km程度の場所です。
他地域に住む母や妹弟など親族から
心配されても、
「ここまでは多分大丈夫だよ。
川、曲がってるし
たぶん少しは水位上がるかもしれないけど」
なんて言っていましたが
考えを改めました。
津波は圧倒的な水の質量で建物を破壊し
木々を根こそぎ押し倒し運んできます。
みんな、だいじょうぶだと思っていたはずの場所で
想像を絶する恐怖と共に命を、家族を、友を、家を
大切な大切なあまりに大切なものを失ったのです。
もし、大地震が起きたら
とりあえず、近くの高さ20mのマンションまで
お姑さんと犬を連れて逃げようと思いました。
大丈夫だと思うこと。
過信が人々を殺し
幸せな生活を奪ったという現実
その犠牲を無駄にしないために
未来のために
命を懸けて教訓を残してくださった
被災地の全ての方々に
心からの慰霊と感謝と復興への願いの気持ちを籠めて・・・
鎮魂と再生の日3.11・・・・・・
祈ろう・・・明日のために・・・・・・

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