磐田旧見付学校 しょの13『墨塗りの教科書』
2017年3月19日

静岡県磐田市の
旧見付学校に来ておりまつ(・Д・)ノ

明治の頃の筆記用具は
もちろん墨と筆!!!
今、気づいたけど・・・・・・・
そういや、昔は墨汁だって無かったんだろうから
一日分の筆記の墨を毎回磨ってたんだおね?
うわーーー!!大変だあΣ(ω |||)

昭和初期・中期頃・・・
もう、おいらたちが持ってたのと
遜色ない裁縫道具の中に

なんか、見慣れない金属の器具が入ってたので

「なにこれ??」って言ったら
若かりし頃は
毎日着物を着用してた母親に育てられたEちゃん・・・
着物を展ばす道具で、
普通に家にあったんだというんだけど・・・・・
全然わかんなかった(;´・ω・`)
ちなみに、刺繍をするときに生地を展ばして
刺しやすくするワッカみたいなもの?って訊いたら
大体そんな感じらしいけど
いまだに、どうやって使うのかさっぱり見当がつかない・・・

学校指定の裁縫道具といえば・・・・・
今では、何種類もあって
自分の好きなものを選びたい放題だけど
おいらの頃は全く同じものの色違い。
水色とピンクのどちらかしか選べなくて
特に、青が男子、桃色は女子って縛りはなかったけど
たぶん、暗黙の了解はあった訳で・・・・
だけど、おいらは当時、ピンクは好きぢゃなかったし
(今はピンクも好き(^^*)
)
青系の色が子供の頃から好きだったから
水色のを選んで
注文表つきの封筒にお金を入れて提出した・・・
そしたら裁縫道具が学校に届き・・・・・・
担任の先生は、今考えると
若めの男性だったけど
みんなに裁縫道具を配る前に、こっそり
おいらだけを呼び出して
「どうしよう、おまえのだけ青が届いちゃったんだけど・・・
ピンクと換えてもらおうか??」
って、ものすごく済まなそうに言うんでつお・・・
でも、おいらは青い方が良くて選んだわけだから
「良いです。青が良かったんです。」
って、しょの水色の箱の裁縫箱を受け取ったんだけどね(^^;)
先生の困惑顔・・・今でも忘れられないなあ・・・・
常識の中で常識的に生きてたんだろう先生、
困らせちゃってごめんね(^^;)\
まあ・・・・・・
男は青女は赤って明確に分けられてて
おいら以外の女子は全員、何の疑いもなく
ピンクを選ぶような時代に生きてた、
ちょっと変わってた子供だったおいらは
ちょっと生きにくい子供時代を送っちゃったおね(-∀-)\
しょんな感じに、教育も世の中の常識も
めまぐるしく移り変わり
もう、数年前の常識は非常識になっていく・・・・・

だけど、一番やわらかい時期に植えつけられた常識は
生涯、変えることが難しく

なかなか新しい常識に対応することが出来ないから
世代間ギャップが生まれて
そこに権力関係があれば、これがまた

最期まで分かり合えない
悲しい結末を生んだりするんだな・・・

戦前の日本で軍隊が力を持ち始め

終にはやってはならなかった愚行の
戦争に突入し

ますます軍国主義が教育の場にも
ガッツリ入り込み・・・・・
というよりも軍国教育が教育の主になって

まるで、今の北朝鮮のような
恐ろしい教えの場になり・・・・

勝てるわけもなかった戦争に負けた日本は

アメリカ主導の民主主義の国に
まるで今までの正義が悪になるかの様な
変動を受け入れざる負えなかった・・・

よく話や映像では目にする墨塗りの教科書・・・

1ページ丸々、イラストまでが
塗りつぶされた教科書の

もともとのページは、これなんだそうで

何が悪いのか、
これだけではあまり分からないでつけど
なんとかの宮って方が出てるし
ってことは、天皇家に関するお話で
たぶん、もうお話自体がダメなんでしょうね・・・

本物の墨塗りの教科書って
あまり目にする機会もなかったと思うので

実際に見ることが出来て
感慨深かったでつね・・・・・・
この通知簿も、とっても成績が良いんでつけど
悲しいお話が書いてあって

戦争は本当にダメだと
本当にしてはいけない愚行だと語ってくれていまつ・・・
総動員した戦争に負けて
物資があり得ないほど枯渇していた日本でつが

終戦の翌年には藁半紙に磨られ
生徒自らが製本したという教科書が配られて

此処から、戦後の教育が出発したんでつね・・・
戦前の教育を受けた人と
戦後教育の人では常識が全く違っていて
さっきも述べたような価値観の違いから来る
諍いは、当時も絶えなかったのではないかと
思われまつ・・・・・・・
ただひとつだけ言えるのは
戦争は二度としない。させない。
そういうことを、この墨塗りや藁半紙の教科書が
悲しい思い出のある通知簿が
教えてくれていたのではないか。と・・・・・
次回も二階でーーつヽ(´∀`)ノ
お楽しみに(o‘∀‘o)*:◦♪
いつも読んで頂き、
本当にありがとうございます!!
ポチして頂けると嬉しいでつo(≧Д≦)o
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あなたの心の宝物が
いっぱいいっぱい増えますように!!!

静岡県磐田市の
旧見付学校に来ておりまつ(・Д・)ノ

明治の頃の筆記用具は
もちろん墨と筆!!!
今、気づいたけど・・・・・・・
そういや、昔は墨汁だって無かったんだろうから
一日分の筆記の墨を毎回磨ってたんだおね?
うわーーー!!大変だあΣ(ω |||)

昭和初期・中期頃・・・
もう、おいらたちが持ってたのと
遜色ない裁縫道具の中に

なんか、見慣れない金属の器具が入ってたので

「なにこれ??」って言ったら
若かりし頃は
毎日着物を着用してた母親に育てられたEちゃん・・・
着物を展ばす道具で、
普通に家にあったんだというんだけど・・・・・
全然わかんなかった(;´・ω・`)
ちなみに、刺繍をするときに生地を展ばして
刺しやすくするワッカみたいなもの?って訊いたら
大体そんな感じらしいけど
いまだに、どうやって使うのかさっぱり見当がつかない・・・

学校指定の裁縫道具といえば・・・・・
今では、何種類もあって
自分の好きなものを選びたい放題だけど
おいらの頃は全く同じものの色違い。
水色とピンクのどちらかしか選べなくて
特に、青が男子、桃色は女子って縛りはなかったけど
たぶん、暗黙の了解はあった訳で・・・・
だけど、おいらは当時、ピンクは好きぢゃなかったし
(今はピンクも好き(^^*)

青系の色が子供の頃から好きだったから
水色のを選んで
注文表つきの封筒にお金を入れて提出した・・・
そしたら裁縫道具が学校に届き・・・・・・
担任の先生は、今考えると
若めの男性だったけど
みんなに裁縫道具を配る前に、こっそり
おいらだけを呼び出して
「どうしよう、おまえのだけ青が届いちゃったんだけど・・・
ピンクと換えてもらおうか??」
って、ものすごく済まなそうに言うんでつお・・・
でも、おいらは青い方が良くて選んだわけだから
「良いです。青が良かったんです。」
って、しょの水色の箱の裁縫箱を受け取ったんだけどね(^^;)
先生の困惑顔・・・今でも忘れられないなあ・・・・
常識の中で常識的に生きてたんだろう先生、
困らせちゃってごめんね(^^;)\
まあ・・・・・・
男は青女は赤って明確に分けられてて
おいら以外の女子は全員、何の疑いもなく
ピンクを選ぶような時代に生きてた、
ちょっと変わってた子供だったおいらは
ちょっと生きにくい子供時代を送っちゃったおね(-∀-)\
しょんな感じに、教育も世の中の常識も
めまぐるしく移り変わり
もう、数年前の常識は非常識になっていく・・・・・

だけど、一番やわらかい時期に植えつけられた常識は
生涯、変えることが難しく

なかなか新しい常識に対応することが出来ないから
世代間ギャップが生まれて
そこに権力関係があれば、これがまた

最期まで分かり合えない
悲しい結末を生んだりするんだな・・・

戦前の日本で軍隊が力を持ち始め

終にはやってはならなかった愚行の
戦争に突入し

ますます軍国主義が教育の場にも
ガッツリ入り込み・・・・・
というよりも軍国教育が教育の主になって

まるで、今の北朝鮮のような
恐ろしい教えの場になり・・・・

勝てるわけもなかった戦争に負けた日本は

アメリカ主導の民主主義の国に
まるで今までの正義が悪になるかの様な
変動を受け入れざる負えなかった・・・

よく話や映像では目にする墨塗りの教科書・・・

1ページ丸々、イラストまでが
塗りつぶされた教科書の

もともとのページは、これなんだそうで

何が悪いのか、
これだけではあまり分からないでつけど
なんとかの宮って方が出てるし
ってことは、天皇家に関するお話で
たぶん、もうお話自体がダメなんでしょうね・・・

本物の墨塗りの教科書って
あまり目にする機会もなかったと思うので

実際に見ることが出来て
感慨深かったでつね・・・・・・
この通知簿も、とっても成績が良いんでつけど
悲しいお話が書いてあって

戦争は本当にダメだと
本当にしてはいけない愚行だと語ってくれていまつ・・・
総動員した戦争に負けて
物資があり得ないほど枯渇していた日本でつが

終戦の翌年には藁半紙に磨られ
生徒自らが製本したという教科書が配られて

此処から、戦後の教育が出発したんでつね・・・
戦前の教育を受けた人と
戦後教育の人では常識が全く違っていて
さっきも述べたような価値観の違いから来る
諍いは、当時も絶えなかったのではないかと
思われまつ・・・・・・・
ただひとつだけ言えるのは
戦争は二度としない。させない。
そういうことを、この墨塗りや藁半紙の教科書が
悲しい思い出のある通知簿が
教えてくれていたのではないか。と・・・・・
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お楽しみに(o‘∀‘o)*:◦♪
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